はるです🐥
ハリー・ポッターシリーズ最終章
「ハリー・ポッターと呪いの子」
じっくり読んだので感想と見所を!
※わりとネタバレを含みますのでまだ読んでいない方、ネタバレが苦手な方はお気をつけください!!
はい!!
今回の「ハリー・ポッターと呪いの子」ですが、ポタファンの皆様にはただただ嬉しい・おいしい・感慨深いが詰まりに詰まった一冊だったように思います。
まず本作と「死の秘宝」までの話の違いですが、これは一目瞭然。物語が脚本の形で進んでいくところです!
暗転があり、幕があり…その舞台の上で物語が着々と、テンポよく、時にハラハラさせながら進んでいきます。
最初は若干読みにくく感じたものの、慣れてくると映画を見ているような気持ちで読み進められるのが楽しかったです!
さてさて、物語はあの戦争から19年、ハリー達の子世代が活躍します!
中でも、ハリーの次男アルバスそしてドラコの息子スコーピウス!「曰く付きの」二人の少年が、今回の物語を進めていきます。
ではここで…
~一瞬で分かる子世代登場人物紹介~
★アルバス・セブルス・ポッター
ポッター家の次男坊。魔法がうまく使えないことや、スリザリンに組分けされてしまったことで思春期をこじらせまくり、ハリーへの反抗心から時の旅へ。
★スコーピウス・マルフォイ
在学時代のドラコからドラコを差し引いたような、親友思いの好少年。(アルバスは彼を爪の先から爪の先まで優しさでできている・とべた褒めした程)。列車を飛び降りた親友を追いかけて時の旅へ。
★ジェームズ・ポッター
弟をからかうときにしか登場しなかったポッター家長男。たぶんシリウス似。
★ローズ・グレンジャー・ウィーズリー
ロンとハーマイオニーの娘。ハーマイオニーに似て優秀な生徒。
スコーピウスの想い人である。
★デルフィ・ディゴリー
????
主に出てくる子供達はこんなところですが、大人になったハリー達も負けず劣らずやんちゃしてます(笑)
個人的に嬉しかったのは、
ドラコとハリー達がファーストネームで呼びあう程度には親しくなっていたこと。
(作中で大喧嘩し、キッチンをめちゃくちゃにしてジニーに怒られたりもしていましたが!)
彼らの友情が物語の中で生まれていくのもまた見所の一つです。
というか皆、大人になったね!!!(笑)
さらにアルバスとスコーピウスがタイムターナー(逆転時計)で過去を改変したせいで起こる、様々な「もしも」ワールドがまた面白い!
ロンとハーマイオニーが結婚していなかったり、(ロンはパチルと夫婦、ハーマイオニーはホグワーツの教授に)
戦争に闇陣営が勝利し、ヴォルデモート卿の独裁のもと「我が君に栄光あり!」な世界だったり、
セドリックが死喰い人だったり、
セブルスが生きていたり、(←これが熱い!!!)
ハーマイオニーが野蛮な女戦士だったり……(笑)
とにかく色んなことが起こります。
過去に戻ればあの人が救えるかもしれない。しかし、過去を変えたことで未来であの人がいなくなってしまう…。
ダンブルドアや、セブルスなど、懐かしく嬉しい人達がまた出てくるこのお話でしたが、そんな中彼らが選んだのは「何も変えない」ことでした。
子供達とハリー達は手を取り合って世界を元通りに戻します。
苦しいことや辛いこと、幸せなこと、多くの選択を乗り越えて今がある。
そんなことを考えさせてくれるような一冊でした。
かなり主観的な見所紹介にはなってしまいましたが(笑)、買って読んで損はないはず!
11/23公開のファンタスティックビーストも今からうきうき楽しみですね(*´∀`)
ではでは!いたずら完了…!
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