2016年11月29日火曜日

「ビリー・エリオットミュージカル」

こんにちは、すしおです。

渋谷TSUTAYAで安かったので買いました。

リトル・ダンサーという映画をご存知の方は多いかもしれません。 その作品のミュージカル版です。舞台は炭鉱労働組合のストライキ真っ最中のイギリス。炭鉱夫の父を持つビリー少年。強い男になって欲しいという父の想
いとは裏腹に彼はバレエに惹かれ、その想いが周りの人々やビリー自身を変えていくという成長物語です。まあわかりやすい物語。


世界中でも大人気作品です。

今作、かなり「自分らしく生きる」であったり「自由とは何か」みたいなメッセージ性が強いです。私自身は特に「自由とは何か」について考えさせられました。

当時のサッチャー政府は反スト派の人達を擁護し彼らの労働の自由を守ろうとしました。
じゃあその反面、スト派の人達の労働の自由はどこにあるんだろうか? ビリーは自分らしく生きていくために踊ることを自分の意思で選択した。しかしこの世の自分の意思ではどうしても物事を選択できない人たち(経済困難とか社会情勢の影響とか)にとっての自由って何だろうか?じゃあ私達は…。



そんなこと考えてながらみていたら、みんなが歌いだすもんだから、「そうか歌えばいいのか」みたいな気持ちになっちゃってました。


『音楽で世界を救う』みたいなフレーズを昔からよく聞いていてそんなことできんのかよ?!とか思ってたんですが、もしかしたらできるのかも?って気がしてきた。


根拠はないけど確かな勇気を貰えた、そんな作品でした。









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